個人開発をテーマにしたこちらのイベントで、5 分の LT をしてきました。
今回は Scrapbox で議事録を高速に取るための UserScript「icon-suggestion」を作った話をしました。
個人開発というと、限られた時間と人手で開発しなければならないため、ついつい動けば良い状態になってしまいがちです。テストコードがなかったり、リファクタリングされずにコードが継ぎ足しされた結果、インターフェイスがめちゃめちゃになっていたり... 個人開発では開発者が1人なので、自分がコードを理解できていればよく、コードの品質の優先度が相対的に低くなるので、ある意味当然と言えます。id:mizdra もよく動けば良いやと書き散らしてます。
icon-suggestion の開発はあえてその逆をいってて、拘ってテストコードを書いたり、内部インターフェイスを露出させてユーザがプラグインを書けるための仕組みを丁寧に提供しています。ここに情熱を注ぐ人はそう居ないので興味深く思ってもらえるのでは...そう考えてこの話をしたのですが、狙い通り良い反応をいただけたようでした。
イベント後半の質問タイムでは、カンバンの運用の仕方や、個人開発のルーティン、テストコードどれくらい書くか、熱量を高める工夫、個人開発の成果を発表するタイミングなどについて、登壇者同士であれこれ話してました。毎日個人開発する人がいれば、熱量が出た時にガッとやる人もいる / 最後まで成果を隠す人もいれば、途中で小出しにしていく人もいる...などなど、人によってやり方や考えがまちまちで面白かったです。こちらも是非動画でご覧ください。