mizdra's blog

ぽよぐらみんぐ

「ページの編集は大胆に」、転じて「ドキュメントの整理は大胆に」

「ページの編集は大胆に」という考え方

Wikipedia のページの執筆にあたってのガイドラインの1つに「ページの編集は大胆に」というものがあります。簡単に言えば、ちょっとした編集に留まらず、必要であれば大きな編集もしよう、という指針です。

最初のうちはちょっとした編集を積み重ねていくだけで上手くいっていたはずが、次第に文章がつぎはぎになり、やがて行き詰まる…。このような経験をしたことのある人は多いと思います。文章の元の体裁を尊重して少しずつ手を加えていくのも大事なことです。しかし、どんなに優れたページであっても、編集が積み重なっていくと、思うような体裁にならない時がやってきます。そうした時は大胆な変更をしていくべきだということです。

非常に素朴な指針ですが、文章を変更する上で大胆にやっていくというこの心がけはとても大事なことだと id:mizdra は思っています。当該ガイドラインのページには、このガイドラインにまつわる丁寧な説明が書いてあるので、ぜひ読んでみて下さい。

転じて「ドキュメントの整理は大胆に」

ところでこの「大胆にやる」という考えは、Wikipedia のページの編集に限らず、様々なものについても広げられると id:mizdra は考えています。例えば社内ドキュメントの整理などです。3 年、5年と業務を継続していけば、事業の変化に合わせて自然とドキュメントがつぎはぎになっていくことが多いです。そうして誤読を誘発したり、目の滑るドキュメントができてしまいます。

同様に、定例会のアジェンダについても適用できます。定例会で扱う話題が増えたり、会自体の目的に変化があると、定期的に取り上げる必要がなくなる議題が出てきます。そうした議題をアジェンダに残してしまうと、他の重要な議題に割く時間が減り、定例会の生産性が落ちてしまいます。

こうしたことが起きないよう、id:mizdra はドキュメントの整理を大胆にやることが大事だと思っています。アジェンダで扱うコンテンツの順序を入れ替えたり、思い切って一部のコンテンツを落としてみたり、追加してみたり、格好良い標語を差し込んでみたり…。ついつい何か変化を起こす時は見えざる声に恐れをなしたり、面倒に感じて、変化を控えめにしがちですが、時には大きな変化も必要です。こうすれば絶対に良くなるに違いないと思ったら、その直感を信じて勇気を出して整理していく、ということをよく心がけています。たまに大胆な編集を実践しては、良い体裁に修正することができて、ああやって良かったなとなっています。

大きな変更を加えるのは勇気のいることですが、勇気を振り絞ってやってみると何もかもが良くなるかもしれません。良くならなかったら変更履歴からすぐに戻せば良いだけです。思い切ってやってみましょう。

全部ひっくり返して別物にする、ではない

実践するにあたって 1 つ注意しておきたいのは、「大胆に変更する」が意味するのは「今まで作り上げたものを全部ひっくり返して別物にする」ではなく「大きく変更を加えることを恐れない」だということです。全部を変える必要は当然ないです。良いものは良いものとして引き継いでいくことを心がけると良いと思います。

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